横内敏人先生から京都へお誘いいただき、西村工芸の西村さんと伺ってきました。
先ずは三条白川下ルにある「丹」で一緒に昼食をいただきました。
「丹」は朝食と昼食が中心の和食店舗で、戦前に建てられた木造家屋の改修でした。
我々は白川を一望できる2階席へ。1階同様、建具が開け放たれ、白川と一体になった空間は今までに体験した事の無い空間でした。またオーナー様が揃えられたアンティーク家具も建築に調和し、家庭で寛ぎながら食事をするような雰囲気が、とても心地良かったです。
お料理は丹後地方で採れる新鮮な食材を活かし、一つ一つ丁寧な調理で大変味わい深いものでした。お料理もまた建築と調和したもので、全てが見事な一体感で包み込まれていました。
その後、隣のゲストハウス「川」をご案内いただきました。
「川」は「丹」同様、木造家屋の改修でした。敷地奥の坪庭と白川に挟まれた内部空間は開放的なのにプライバシーが保たれています。改修工事は構造補強しながら、設備系の納まりを既存躯体の中で納めなければならず、大変難しいわけですが、見事なまでに納まっています。いただきました作品集の図面にて再確認しました。
最後に「若王子の家」「若王子のゲストハウス」の外観をご案内いただき、「若王子のアトリエ」にて、たくさんのお話をお聞きしました。
伝えて下さったお言葉は胸を熱くさせるもので、迷いのあった自分に勇気を与えてくれました。高い志しと向上心をもって前向きに進んでいこうと決意する日となりました。
横内先生、本当にありがとうございました。
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