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2020年12月号にて「住宅建築」さんに特集を組んでいただける機会に恵まれ、10/17に発売されました。



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第1特集には、瀧光夫さんの仕事が特集されています。

瀧さんの作品の中でも「愛知県緑化センター」は私の住む街から近く、これまで何度も訪れてきた建築であります。緑豊かな風景と建築が一体化した空間で、とても引きつけられます。「大地の家」の設計の際、迷った時には、この場所を訪れました。そして幾つもの決断を後押ししてくれた空間でした。また著書「建築と緑」にも大変影響を受けてきましたので、この度同じ号にて特集を組んでいただけることが決まった際に、驚きと嬉しさが同時に沸き上がってきました。こんなに光栄なことは、なかなかありません。


第2特集では、私の巻頭文で始まり、「大地の家」「光洞の家」「寺部の家」の3作品を掲載いただきました。また今回は構造設計者の安江さん、作庭家の西村さん、施工の岡田さんにもご寄稿いただき、それぞれの視点から作品について語っていただきました。



巻末では竹原義二先生にご寄稿いただきました。芭蕉の言葉「造化にしたがひて四時を友とす」を添えて締めくくっていただき、とても心に響きました。また断面スケッチまで描いていただきまして、本当にありがとうございました。


写真は全て笹倉さんご夫妻にお願いしました。

期待以上の写真で、とても感動しました。撮影の際のお話も楽しく、良い思い出になりましたね。ありがとうございました。


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編集者の戸谷さんには、企画、撮影、校正まで全てを調整いただき、無事に校了できました。長期に渡り、いろいろとありがとうございました。


最後に撮影にご協力いただきました施主の皆様、施工に携わっていただきました職人の皆様のお蔭でこのような特集が完成しました。本当にありがとうございました。


素晴らしい特集になっていますので、是非、ご購入いただけますと幸いに存じます。

横内敏人先生から京都へお誘いいただき、西村工芸の西村さんと伺ってきました。


先ずは三条白川下ルにある「丹」で一緒に昼食をいただきました。


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「丹」は朝食と昼食が中心の和食店舗で、戦前に建てられた木造家屋の改修でした。


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我々は白川を一望できる2階席へ。1階同様、建具が開け放たれ、白川と一体になった空間は今までに体験した事の無い空間でした。またオーナー様が揃えられたアンティーク家具も建築に調和し、家庭で寛ぎながら食事をするような雰囲気が、とても心地良かったです。

お料理は丹後地方で採れる新鮮な食材を活かし、一つ一つ丁寧な調理で大変味わい深いものでした。お料理もまた建築と調和したもので、全てが見事な一体感で包み込まれていました。



その後、隣のゲストハウス「川」をご案内いただきました。


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「川」は「丹」同様、木造家屋の改修でした。敷地奥の坪庭と白川に挟まれた内部空間は開放的なのにプライバシーが保たれています。改修工事は構造補強しながら、設備系の納まりを既存躯体の中で納めなければならず、大変難しいわけですが、見事なまでに納まっています。いただきました作品集の図面にて再確認しました。



最後に「若王子の家」「若王子のゲストハウス」の外観をご案内いただき、「若王子のアトリエ」にて、たくさんのお話をお聞きしました。


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伝えて下さったお言葉は胸を熱くさせるもので、迷いのあった自分に勇気を与えてくれました。高い志しと向上心をもって前向きに進んでいこうと決意する日となりました。


横内先生、本当にありがとうございました。

「建築家が影響を受けた本」を紹介して欲しいという執筆依頼を受け「モダンリビング」に寄稿致しました。

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建築と庭を一体的に作りたいという、思考の原点になった本を紹介させていただきました。

ご高覧いただけますと幸いです。


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