横内敏人先生からお電話をいただき、「大地の家」をご見学いただける機会に恵まれました。先日は竹原義二先生にご見学いただき、２週に渡って大変光栄なことですが、とても緊張しました。
横内先生も「字寿石の採石場」を訪問したいとのことでしたので、まずは中根石材さんへ。
雨模様でしたが、流れ出る水が滝のようで迫力がありました。
「大地の家」へ到着するころには雨が止み、先生は自分が訪問すると晴れると仰っていました。たくさんお話をお聞きしていると、やはりそんな事が本当に感じられるような熱量をお持ちの方だと思いました。
「光洞の家」も合わせてご見学いただき、終始お褒めのお言葉をいただきました。
またこれからの仕事の進め方、ビジョン、作品集の出版など、たくさんのご助言をいただきました。
横内先生、足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。
「大地の家」が新建築社 住宅特集2020年8月号に掲載されました。
今回は、なんと表紙にも選ばれて、大変光栄な掲載号となりました。
編集者、写真家の皆様、ありがとうございました。
また施工の様子をまとめた動画も配信されています。
建築と造園が交互に作られて行く過程は、一番大事なところですが誌面では充分にお伝えすることができません。
「職人たちの熱量」を感じ取っていただければ幸いです。
春先に「住宅建築」さんから、私の特集を組みたいというお誘いをいただきました。
また２年前の「日本建築士会連合会賞」の審査でお世話になりました竹原義二先生との対談もご提案いただき、実際に作品をみていただく機会にも恵まれました。
当日、早朝は土砂降りでしたが、見事に晴れ渡り、雨上がりの「字寿石の採石場 中根石材さん」からご見学。
圧倒的な採石場の迫力に「元気をもらえた」と大変喜んでいただけました。
その後「大地の家」へ。
施工中の写真や図面にて補足説明をしましたところ「間の作り方、素材の選定の仕方、断面の寸法など、まるで自分が設計した住宅を訪問しているようだ」と、お言葉をいただきました。
最後に北側斜面からもみたいとのご要望にお答えして、北側の道路へ。
「ルイス・カーンみたいやな」と仰っていただき、今まで意識していませんでしたが、初めて北側ファサードの良さに気付かされました。先生からは北側からも撮影をするようアドバイスをいただきました。
その他にも、今後の仕事の仕方、地元木材の水上から水下までの管理や使用方法、文章の書き方などもお聞きする事ができ、大変勉強になりました。中でも特集論考には「未来を書くように」とのお言葉をいただき、とても心に響きました。
人を引きつける人柄とエネルギーが凄すぎて、終始圧倒されましたが、充実した思い出深い１日となりました。
竹原先生、足を運んでいただき、本当にありがとうございました。