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先日「光洞の家」の造園メンテナンスをしていただきました。 それに伴い、追加で撮影し施工例にアップしましたので、是非ご覧ください。


https://www.knnsgc.com/kwsm




「光洞の家」は小さな住まいの中に、小さな「2つの庭」を作りました。

写真のアプローチから見た「2つの庭」は、色々な場所や色々な高さから「様々な表情」を見せてくれます。また「すぐそこにある近さ」が、光や風、四季を感じる植栽との一体感を生み出し、「豊かさ」を生み出しています。


階段を上がり、洞窟を抜けてきた2階は、街の喧噪を感じさせず、光に満たされた開放的な空間です。外部と内部の仕上げを「コンクリート打放し」で統一し、大きな開口部を設けることで、まるで外に居るかのように感じることができます。


また2階の子ども部屋も、それぞれの部屋から「2つの庭」を眺めることができます。


1階の主寝室は、中庭に面した部分を客土で1m埋めている為、「地中」にいるかのように感じます。これは2階から地面迄の距離を近づける意図と、客土を断熱層とする意図があります。


朝は優しく注ぎ込む光で目覚め、日中はカーテンをせず、心地良い風を感じながら、四季折々の庭を楽しめる事に喜びを感じくれている様で、とても嬉しく思います。

今では暮らしの一部として、「庭」が無くてはならないものになりました。


今回、造園を担当していただきました西村さんにブログでご紹介いただきましたので、合わせてご覧いただけると幸いです。

岡崎市にて「大地の家」が上棟しました。



昨年の夏から、建築工事と造園工事を何度も繰り返し行ってきました。 ↓その様子を下記のリンクにまとめています。


https://www.knnsgc.com/nsgc


通常は建築工事の完了後、造園工事を行いますが、建築と造園との間に境界を作らず「等質」に扱うことを試みる為にこのような手順となりました。

宇寿石の「大地」に、大屋根を支える欅の大黒柱が根ざした住まい

「生命観」溢れる風景を目指していきます。

昨年、岡崎市にて竣工しました「光洞の家」が、「第49回 中部建築賞」に入選しました。



中部地方9県に建築されたものが対象で「住宅部門」にて、51作品の中から選ばれました。

49回続く中で、過去2番目に多い応募数だったようです。



この建築賞は設計者だけでなく、建築主と施工者も表彰される為、三者で作り上げた「光洞の家」にぴったりで、大変嬉しい受賞となりました。




工事にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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