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名城大学の卒業設計審査会に参加してきました。



今年も熱量溢れる作品にとても刺激を受けました。一方で点と点が、点のままで終わり、線や面に至らず消化不良で終わった学生さんたちも見受けられました。丁寧な調査や、ずば抜けたセンスも魅力的ですが、継続して考え続けることが一番大切だと感じる瞬間でもあります。自戒の念を込めて。卒業後も諦めず考え続け、是非設計を続けてほしいですね。





また審査会は多くの先生方からの見解が聞けて、審査する私たちでさえもハッとする瞬間があります。鋭い考察は一瞬で場の空気を変えてしまう力があります。自身も広い視野で色々なことが考えられるようになりたいものです。


審査後、懇親会での先生たちの講評はとても刺激的な議論が展開されます。本当は発表者たちを踏まえて話ができると良いのになぁと毎年思うのでした。来年もとても楽しみです。

早いもので1年が過ぎました。

昨年は公私ともに新しい体験に満ち溢れた1年でした。



そんな中、ずっと療養していた父が年末に体調を崩し、年始に天に還りました。

コロナ禍でしたが面会を許され、最後の会話ができました。

「ちゃんと伝えてなかったけど、あの家はとても気に入っている。自分の誇りだ。」と伝えてくれました。


この言葉をしっかりと受け止め、今年も誇りに思ってもらえるような住まい作りに尽力していこうと決意した次第です。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

松山さんとの講演会翌日は、皆さんに「大地の家」と「光洞の家」をご見学いただきました。



実際ご見学いただくと写真では伝わらない要素をたくさん感じていただけます。

「優しい木漏れ日」や「柔らかい翳」

そして皆さん驚かれるのが、爽やかに注ぐ「風」と、それに伴う「葉音」

それぞれが心地よい場所に移動し、楽しんでくださいました。



その後、手嶋さんの名古屋での作品を2軒見学させていただきました。

どちらも大胆さと繊細さが共存する空間で圧倒されますが、何より住まい手に愛されている様子が窺え、羨ましく感じました。

宇野友明さんの徳川町ゲストハウスも見学させていただきました。贅沢に設計された空間にも、再び圧倒され、昨日に続き、大変刺激的な日となりました。



それから今回アテンドいただきました半谷さん、倉さん、西村さん、ありがとうございました。 何よりとても楽しい2日間でした!

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